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WebAdmin プラグインのインストール [trac]

trac 0.10.3における、WebAdminプラグインのインストール

まずは、pythonのez_installをhttp://peak.telecommunity.com/からez_install.pyをダウンロードしてインストールする。

# python ez_setup.py


このとき、http経由でインストールが行われるので、proxy経由でhttpアクセスする必要がある場合は、環境変数にhttp_proxy=http://(proxy URL):(port)が設定されていないといけない。
環境変数が設定されていない場合は、以下のコマンドで環境変数を設定する。(シェルがbashの場合)

# export http_proxy=http://(proxy URL):(port)/


WebAdminのソースを取得&WebAdminのeggを作成して、インストールする。

# cd /usr/share/trac/plugins
# svn co http://svn.edgewall.com/repos/trac/sandbox/webadmin/
# cd webadmin
# python setup.py bdist_egg
# cd dist
# easy_install-2.4 TracWebAdmin-0.1.2dev_r4429-py2.4.egg


プラグインを有効にするために、trac.iniに以下の設定を追加する。

[components]
webadmin.* = enabled



WebAdminでできること

  1. General(全般)
    • Basic Settings(基本設定)
    • プロジェクトの名前、URL、概要の設定
    • Logging(ログ設定)
    • ログの出力有無(console、file、syslog)および、出力先
    • Permissions(権限設定)
    • tracユーザに対する権限の付与
    • Plugins(プラグイン設定)
    • 各モジュール毎にプラグインの有効無効設定

  2. Ticket System(Ticketの設定)
    • Components()
    • チケットのコンポーネントの追加、削除、編集
    • Milestones
    • チケットのマイルストーンの追加、削除、編集
    • Priorities
    • チケットのプライオリティの追加、削除、編集
    • Severities
    • チケットの障害度の追加、削除、編集
    • Ticket Types
    • チケットの種別の追加、削除、編集
    • Versions
    • チケットのバージョンの追加、削除、編集



今まで、trac-adminのコマンドラインで行っていたことが、GUIで行えるようになるので、かなり便利。


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